排出ネットゼロ実現への道筋

2020年以降の地球温暖化対策に関する新たな国際枠組みであるパリ協定が2016年に発効したことを受けて、機関投資家においては、ネットゼロ達成に向けた取り組みが重要課題となっています。

アセットオーナーや運用マネージャーによるネットゼロ達成を助成する枠組みは複数存在しており、ポートフォリオの脱炭素化や気候変動ソリューションへの投資拡大、グリーン技術、レポーティングの改善に関するガイドラインが提供されています。アセットオーナーにとって最も重要となってくるのは、ポートフォリオ構築です。

ネットゼロに向けた取り組みを、一緒に考えていきましょう。


目標の設定


どの様な目標を設定すべきなのかは、投資家における顧客や資本の状況によって異なりますが、2050年までにグローバルでのネットゼロ達成を目標とする、科学的根拠に基づいた取り組みと足並みが揃ったものであるべきです。


戦略的資産アロケーション

戦略的資産アロケーションは、長期目標の達成に向けて、異なる投資機会に資本を配分する手助けをするものであり、パリ協定との整合性が取れたポートフォリオの構築とそのガバナンスを行う上で、重要な役割を果たすものです。


資産クラスのアラインメント

各資産クラスにおける投資に関しては、ネットゼロ達成というゴールとのアラインメントを確保することが必須です。

ここで重要となるのが、以下4つの取り組みです。

目標達成に向けたポートフォリオを構築するにあたっては、気候変動対応の評価が高い銘柄のウエイトの引き上げ、ポートフォリオ組み入れに際してのスクリーニングの実施、気候リスクを加味したインデックスや投資ソリューションの活用、グリーンボンドへの投資など、効果的なアプローチが多数存在します。

ステート・ストリートでは、お客様のビジョンや投資目標の達成を手助けする投資戦略を幅広く提供しています。


サステナブル気候戦略


低炭素社債戦略


低炭素株式インデックス・ソリューション

投資戦略との整合性を確保する観点からも、エンゲージメントとスチュワードシップ活動が優先事項に位置付けられているべきだと考えます。アセットオーナーにおいては、運用委託先のマネージャーがこれらの取り組みを行うケースが一般的です。

ステート・ストリートにおける気候エンゲージメントの詳細を見る

エンゲージメントとスチュワードシップ活動に取り組んでいる場合でも、投資の撤退(ダイベストメント)や排除の検討が必要となる場合もあります。それは、気候関連の財務リスクが存在する場合や企業とのエンゲージメントを通じて望ましい結果が得られなかった場合、投資先企業の主たる事業がネットゼロ実現に向けた効果的な取り組みでないと判断される場合などです。

エンゲージメントとイベストメントに関しては、こちらのレポートで取り上げています。

ステート・ストリートが提供する気候に特化したレポーティング・ソリューションは、気候変動関連など、お客様の投資目標に照らし合わせてパフォーマンスを理解するお手伝いをします。また、規制上の報告だけでなく、受益者や受託者、その他ステークホルダーに対する報告対応をサポートします。


政策アドボカシー


投資家においては、ネットゼロ目標との足並みが揃った政策や規制を支援している点を確認すべきでしょう。そして、この目標達成につながる戦略や商品の提供を、アセットマネージャーに求めるべきです。

また、自身のステークホルダーに対して、ネットゼロへの取り組みに関する報告を計画する必要があるでしょう。


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