ESGインテグレーション

ESGインテグレーションでは、投資の分析や意思決定において、ESG要因を明示的かつ体系的に検討することで、財務パフォーマンスの改善や財務リスクの低減を目指します。

その目的は、環境や社会、ガバナンスに関する特定の目標を達成することではなく、投資の全体像を捉えて、重要なESG要因をリスク/リターンのドライバーとして検討することです。

受託者の観点からは、ESG情報に含まれる重要な財務リスクやオポチュニティも検討されるべきだと考えます。長期にわたり優れた複利効果を得るためには、投資意思決定へのESG組み入れが重要な要素となります。


ESGインテグレーションの実務


アクティブ運用

アクティブ運用におけるESGインテグレーションでは、経済や業界リサーチ、個別銘柄の調査、ポートフォリオ構築の局面などの投資プロセスにおいて、定性的そして定量的なESG情報を活用することで、投資意思決定の向上を図ります。


インデックス運用

ESGインデックスでは、特定の企業や国のESG特性を考慮して指数構成銘柄の投資ウェイトを調整することで、ESG課題の組み入れが行われています。

投資プロセスにESGデータが組み込まれていることで、指数構成銘柄のウェイトは引き上げられる場合もあれば、引き下げられることもあり、ゼロとなるケースもあります。


スマートベータ

スマートベータにおけるESGインテグレーションでは、アルファの創出やリスク低減に向けて、ESG要因と価格動向の相関を特定します。割安度や企業規模、モメンタム、成長性、ボラティリティに加え、ESGの要因を組み入れたモデルの構築が行われます。

定量モデルにESG要因を組み入れる際の主なアプローチとして、以下のような投資ウェイトの調整が挙げられます:

  • ESGデータやその他のファクターの統計的な関係性に基づいて、投資ユニバースの銘柄全てのウェイトを調整
  • ESG評価が低い銘柄のウェイトをゼロに引き下げる
  • ポートフォリオの制約条件を通じて、ESG評価の低い銘柄のウェイトを引き下げる

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