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持続可能な成長に投資する ESGおよびサプライチェーンの課題

Research Director/Equity Analyst

株式は経済の追い風に支えられている。

投資家が目下、重要な問題だと考えるのはインフレがどのように推移するかだ。その動向は金利と株式のバリュエーションに様々な意味合いを持つ。長期デュレーションの成長株は、金利が予想以上に上振れするシナリオにおいてより影響を受ける可能性もある。一方、強力な事業モデルと盤石な市場ポジションを有する企業は、価格決定力が強いため、インフレ環境を乗り切る持続可能な「防護壁」、すなわち競争優位性を持つ。この分析は、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(「当社」)の銘柄確信度(Confidence Quotient=CQ)の枠組みの重要な要素である。インフレは一過性だとする根拠の1つは、サプライチェーンがいずれ現在の供給不足に適応し、一時的なインフレ圧力は緩和するというものだ。

ここでは、グローバル・サプライチェーンについて2つの側面から考察する。2つ目の記事では、環境・社会・ガバナンス(ESG)課題、ならびにテクノロジーセクターのサプライチェーン内の透明性と持続可能性の改善に向けた大手企業の取り組みに注目する。

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