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債券ETFが果たす役割の進化 調査報告書

当社の最新の債券投資調査報告書では、進化する債券市場においてETFが果たす役割の重要性がこれまでにない程高まっていることを示す4つの傾向が明らかになりました。債券ポートフォリオの構築、流動性ニーズへの対応、インハウス運用への移行支援、ESG目標の実現がその4つで、それぞれ投資家を支援しています。

ポートフォリオ構築におけるETFの果たす役割

投資家はETFを利用してノンコア・セクターへの投資に進出しています。ETFは過去5年間で運用資産額が2倍以上に増え、ファンド数も増えたことで、投資家が最適なエクスポージャーを得るための選択肢が増えたことを意味します。.

投資家はコアとサテライトのポートフォリオ・アロケーションのためにETFを活用

出所:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ、2022年5月時点。上記データは、ETFを利用する可能性が「やや高い」及び「非常に高い」とした比率を示しています。回答者数:700。

ETFを活用した流動性ニーズへの対応

ポートフォリオの流動性向上は、当調査回答者にとって最大の関心事であり、債券ETFの利用を含め、流動性リスクを管理するために様々な方策を行っています。 

流動性プロファイルの維持にETFは重要な役割を果たす

インハウス運用におけるETFの活用

調査回答者、特にアセットオーナーは、債券ポートフォリオの効率性を高めるためにインハウスの運用チームを組織しています。投資家が手数料予算の有効活用を迫られている中、低コストのETFはその一助となるといえます。.

アセットオーナーのインハウス債券運用ツールとして、アクティブETF及びインデックスETFが上位にランクイン

ESG目標の実現

投資家は、ESG課題に債券ポートフォリオで取り組むことを最優先事項と考えています。特にアセットマネージャーは、ESG目標の実現のためのツールとして、ETFを非常に重要視しています。

投資家にとってインデックスETFは重要なESG統合ツール

調査結果の詳細について

この調査結果に関する機関投資家の見解や、この調査結果が債券ポートフォリオに与える影響についての包括的なレビューについては、当社の分析をさらに詳しくご参照ください。

このアンケート調査について

今回のアンケート調査は、当社が2022年に約700の機関投資家を対象に実施したものです。グローバルでの調査回答者は、年金基金、ウェルスマネージャー、アセットマネージャー、基金、財団、政府系ファンド(SWF)等です。彼らの回答によって、進化する債券市場において、上場投資信託(ETF)がますます重要なツールとなっていることが明らかになりました。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのサイトで、債券運用についてさらに詳しくご覧ください。